不妊治療・検査に関する費用について

費用

Cost

効果のない治療はやめて、
最小限の費用と時間でできるだけ
早く妊娠を目指しましょう

患者様の多くが抱えている費用の負担を軽減するためにはどうすればいいでしょうか?
答えは、「効果の低い無駄な治療を行わないこと」です。「体外受精は高額」という理由で効果が低くてもタイミング法からステップアップをだらだら続けてしまう方が非常に多いです。結局はそれが最もお金の無駄遣いになってしまいます。
当院では画一的なステップアップでなく患者さん一人一人に合ったオーダーメイド不妊治療を行っています。妊娠率が低く患者さんにとって必要ないと考えられる治療は行わないので、結果として無駄な費用がかかりません。最小限の費用と時間で効率よく妊娠しましょう!

他院からの紹介、転院の患者様へ

当院への転院をご希望される方は、
可能であれば検査結果や紹介状をご持参ください。

ご用意できない場合はなくても構いません。
当院では治療開始にあたり、最新の身体的状態を確認するため、全ての患者様に初診時検査をお願いしておりますが、以前の施設で行った検査結果等ある方はご持参下さい。不要な検査は省略いたしますので費用の節約になります。ご協力をお願いいたします。(当院では、概ね半年以内に行った検査を有効と考えています)

初診時費用

初診料+検査(初診時採血)で約¥12,000程度

患者様の状態で内容が異なる場合もありますため、詳細はご予約のお電話の際におたずね下さい。
検査項目には、

  • 甲状腺
  • 貧血
  • フェリチン
  • 風疹抗体

などが含まれます。AMH(卵巣年齢検査)をご希望の方は、オプション検査になり別途¥8,000かかりますのでご了承ください。
パートナーの精液検査を初診時に行う場合は別途約¥2,000程度が加算されます。(保険証持参の場合)
(受診時の状況や検査の内容等により料金の変更がありますのであくまでも目安とお考えください)

精液検査

精液検査の料金は約¥2,000程度です。(保険証持参の場合)

不妊治療が全く初めての方については治療開始のできるだけ早い時期に精液検査をお願いしています。
不妊症のおよそ半分が男性に原因のある男性因子です。精子の状態により治療方針が変わります。
他院で検査を行った方、人工授精、体外受精から治療スタートとなる方は省略可能です。(人工授精、体外受精の際には毎回の精子の状態を確認するため精液検査がセットで行われます)

卵管造影検査(HSG)

処置料+投薬料込で総額¥25,000程度

一般不妊治療(タイミング法、人工授精)から始められる方で、これまでに他院で卵管造影検査を受けておられない方は卵管造影検査(HSG)を行います。他院で実施済みの方、当初からART(体外受精、顕微授精)を進められる方は省略可能な検査です。

再診時費用(初診以降の毎回の診察でかかる費用)

初診を経て、具体的に治療が始まった際にかかる毎回の診察費用とお考え下さい。
これは一般不妊治療(タイミング法、人工授精)の方もART(体外受精、顕微授精)の方も共通です。

再診時費用は主に検査料(ホルモン検査、超音波検査)、診察料、投薬料から成ります。
投薬料は検査や診察によって何らかの異常や治療の必要性が生じた場合にお薬にかかる費用です。当院では正確な排卵日予測、採卵日決定、胚移植の際のホルモン補充量の確認のため毎回の診察時に採血検査(ホルモン検査)を行います。
ホルモン検査+超音波は毎回の診察時必須の検査です。検査内容にもよりますが、およそ¥10,000程度〜(内容により前後します)です。投薬料はその時々に処方する薬の内容によって変わります。詳細は料金表を確認の上、スタッフへお尋ね下さい。(料金についてはあくまでも目安です)

通院回数および治療費用について

1周期の通院回数および治療費用については以下の通りとなっております。
ART(体外受精、顕微受精)の場合は患者様ごとに卵巣刺激法、取れた卵子の数、凍結できたかどうか、通院回数および治療費用について等により様々なバリエーションがあるため一様ではありません。まずはモデルケースにおける体外受精料金シミュレーションをご参照下さい。詳細につきましては体外受精説明会等の機会を通じてお伝えしております。

体外受精料金
シミュレーションはこちら

一般不妊治療(タイミング法、人工授精)の場合

1自然周期でタイミング法を行う場合(排卵が順調な方)

ほとんどの方で1ヶ月1回の通院のみです。D10~14近辺で排卵日確認のための診察(採血、超音波)、診察日前日に性交をしていただきヒューナーテストを行います。月に1回再診時費用(検査代+投薬のある方にはお薬代)がかかります。

2刺激周期(レトロゾール)でタイミング法を行う場合(排卵障害のある方)

D1~5に1回通院、レトロゾールの処方を行います。(再診時費用+お薬代)
D10~14近辺で排卵日確認のための診察(採血、超音波)、診察日前日に性交をしていだきヒューナーテストを行います。排卵が遅い場合はゴナドトロピン注射を足す場合があります。(再診時費用+投薬代)。レトロゾール周期では月2回程度の方から月3~4回の通院が必要になる方まで様々です。その方の排卵周期の長さにより通院回数、お薬代(注射の回数により)が変わります。

3自然周期で人工授精を行う場合(排卵が順調な方)

上記「①自然周期でタイミング法」を行う場合にさらに人工授精当日の通院が増えます。1周期の治療費用は上記①+人工授精当日の費用(=人工授精1回はおよそ¥25,000 処置代、投薬代含む)がかかります。

4刺激周期(レトロゾール)で人工授精を行う場合(排卵障害のある方)

上記「②刺激周期(レトロゾール)でタイミング法」を行う場合にさらに人工授精当日の通院が増えます。
1周期の治療費用は上記①、+人工授精当日の費用(=人工授精1回はおよそ¥25,000 処置代、投薬代含む)がかかります。

5ART(体外受精、顕微授精)の場合

体外受精、顕微授精については卵巣刺激法、胚移植法(新鮮胚移植or凍結胚移植)等によって通院回数や費用が変わるため費用や通院回数については一様ではありません。費用や通院回数の詳細については体外受精説明会でお話しております。(モデルケースのシミュレーションも配布しております)。体外受精説明会は土曜日午後(13時半~)不定期で開催しております。参加費用は無料です。これから体外受精を検討されておられる方や他院で治療中の患者様もご参加いただけます。予約制になりますので、ご希望の方はお早めにご相談下さい。
体外受精治療により妊娠成立された場合は以後黄体ホルモン補充が続くため、10~14日おきの通院が必要となります。黄体ホルモン補充はおよそ妊娠10週ぐらいまで続き、ホルモン補充終了と同時に卒業となります。

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