子宮内膜着床能検査(ERA)|検査内容 - 費用について

子宮内膜着床能検査
(ERA検査)

ERA

ERA(Endometrial Receptivity Analysis)検査とは?

子宮内膜着床能検査(ERA)は、良好胚を複数回移植しても着床しない、反復着床不全に対する検査で、着床に最適なタイミングを調べることを目的に行います。反復着床不成功例では、子宮内膜を着床可能な状態にしているつもりでも、遺伝子レベルでは準備が整っていない場合があり、結果として良好胚を何回戻しても着床しないということが起こります。

※検査周期では移植は行いません。検査だけを行います。
(精密な検査結果を得るために、子宮内膜組織を採取する時期を変えての再検査が必要な場合もあります。)

検査の方法

融解胚移植を行うホルモン剤補充周期に用いるのと同じ薬を使用します。
(検査の正確性を期するため、原則ホルモン補充周期で行います)

  • エストロゲン製剤(エストラーナテープ)を月経2日目から貼付開始
  • 月経10日目、14日目ごろ内膜の厚さを確認(状況によっては省くこともあります)
  • 胚移植実施相当日に子宮内膜組織を採取し、検査に提出

検査の結果(HSG)

検査結果が得られるまで2~3週間を要します。

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子宮内膜組織採取について

時間は5分程度です。通常、麻酔は行いません。絶食等は必要ありません。痛みに弱い方は事前に鎮痛剤を使用する場合があります。当日はシャワーのみ可(入浴不可)。性交渉も不可です。

ERA(子宮内膜着床能)検査の料金

当院で体外受精を行っている患者様 132,000円(税込)
当院で治療中以外の患者様 159,500円(税込)

正確な検査を行うため、2周期目の検査を行う場合があります。2周期目も費用は同額です。
薬剤料(エストロゲン製剤、黄体ホルモン等)、超音波などの検査料は別途必要となります。

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