1度の挿入で5年間の安心を!!ネクスプラノンⓇ(避妊皮下インプラント)取り扱い中!!|クリニックブログ
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2026.09.06
婦人科・女性内科
1度の挿入で5年間の安心を!!ネクスプラノンⓇ(避妊皮下インプラント)取り扱い中!!
飲み忘れのない避妊法「ネクスプラノンⓇ」―1回の挿入で最長5年間の避妊効果
「毎日ピルを飲むのが負担」「飲み忘れが心配」「長期間、確実性の高い避妊をしたい」
そのような方の新しい選択肢となるのが、腕に装着する避妊インプラント「ネクスプラノンⓇ」です。
佐久平エンゼルクリニックでは、婦人科/女性内科においてネクスプラノンⓇの挿入・抜去を行っています。
ネクスプラノンⓇとは
ネクスプラノンⓇは、エトノゲストレルという黄体ホルモン(プロゲスチン)を含む、細く柔らかい棒状の避妊インプラントです。
長さは約4cm、直径は約2mmで、局所麻酔を使用して、通常は利き腕と反対側の上腕内側の皮下に1本挿入します。
挿入後はインプラントから少量のホルモンが持続的に放出され、
- 排卵を抑える
- 子宮頸管粘液を濃くして精子の侵入を妨げる
- 子宮内膜を変化させる
という複数の作用によって妊娠を防ぎます。
エストロゲンを含まない、プロゲスチン単独の避妊法です。
1回の挿入で最長5年間
ネクスプラノンⓇは、正しく挿入されていれば、1回の処置で最長5年間の避妊効果が期待できます。
毎日薬を飲む必要がなく、ピルのような飲み忘れによる避妊効果の低下を心配する必要がありません。
米国では2026年1月、従来の3年間から最長5年間へ使用期間が延長されました。4~5年目の有効性を検討した臨床試験では、評価対象期間中に妊娠は報告されませんでした。
ただし、実際の使用期間は挿入した製品、挿入時期、健康状態などを確認したうえで医師が判断します。
ネクスプラノンⓇの主なメリット
飲み忘れがありません
一度挿入すれば、毎日の服薬や定期的な交換は不要です。仕事、学業、育児などで忙しく、毎日決まった時間にピルを服用することが難しい方にも適しています。
確実性の高い避妊法です
服薬状況に左右されにくく、正しく挿入された場合、妊娠する可能性は1年間に使用者100人あたり1人未満とされています。
エストロゲンを含みません
ネクスプラノンⓇに含まれるのはプロゲスチンのみです。エストロゲンを含む低用量ピルが適さない方でも、健康状態によっては選択できる場合があります。
希望する時期に抜去できます
5年を待たず、妊娠を希望したときや、ほかの避妊方法へ変更したいとき、副作用が気になるときには抜去できます。
抜去後は比較的速やかに排卵が戻り、早ければ抜去後1週間程度で妊娠する可能性があります。
月経はどう変化する?
ネクスプラノンⓇの使用中は、月経の回数、出血量、出血の続く日数などが変化することがあります。
月経が軽くなったり、月経痛が改善したり、月経が来なくなったりする方がいる一方で、不規則な出血や出血期間の長期化がみられることもあります。
臨床試験では、およそ5人に1人が無月経となる一方、およそ5人に1人には頻回または長期間の出血が認められました。
月経の変化には個人差があり、挿入前に予測することは困難です。「必ず月経が止まる」「必ず月経痛やPMSが改善する」という治療ではありません。
出血が長期間続く、出血量が多い、強い腹痛を伴うなどの場合は、妊娠や婦人科疾患の有無を確認するため受診してください。
挿入方法
挿入前に診察を行い、妊娠の可能性、既往歴、服用中のお薬などを確認します。
処置の流れは次のとおりです。
- 上腕内側の挿入部位を消毒します。
- 局所麻酔を行います。
- 専用の器具を使用し、皮膚のすぐ下へインプラントを挿入します。
- 医師と患者さまの双方で、インプラントを触って確認します。
- 絆創膏と圧迫包帯で保護します。
処置後は、内出血、腫れ、痛みなどが生じることがあります。挿入当日の入浴は避け、シャワーや創部の管理については医師の指示に従ってください。
抜去方法
抜去時はインプラントの位置を触診で確認し、局所麻酔後に小さく皮膚を切開して取り出します。
インプラントが深い位置にある場合や触って確認できない場合には、超音波検査やX線検査などによる位置確認が必要になることがあります。
インプラントをご自身で押したり、移動させようとしたりしないでください。
主な副作用
ネクスプラノンⓇでは、次のような副作用がみられることがあります。
- 不正出血、月経回数や出血量の変化、無月経
- 頭痛
- にきび
- 乳房の張りや痛み
- 腹痛、吐き気
- 体重の変化
- 気分の変化、抑うつ症状
- 挿入部位の痛み、腫れ、内出血、感染
- 卵巣のう胞
まれに、インプラントの深部への挿入や移動、神経・血管の損傷、血栓症、肝機能障害、重いアレルギー反応などが起こる可能性があります。
強い下腹部痛、胸痛、息苦しさ、激しい頭痛、視覚異常、黄疸、挿入した腕の強い痛みやしびれ、インプラントを触って確認できないなどの症状がある場合は、速やかに医療機関へご相談ください。
ネクスプラノンⓇを使用できない方
次のような方は使用できない、または慎重な判断が必要となる場合があります。
- 妊娠中、または妊娠している可能性がある方
- 現在または過去に血栓症・血栓塞栓症を発症した方
- 重い肝疾患や肝腫瘍のある方
- 原因のわからない性器出血がある方
- 乳がん、またはプロゲスチンに反応するがんの既往がある方
- ネクスプラノンⓇの成分にアレルギーがある方
持病や既往歴がある方は、診察時に必ず医師へお申し出ください。
服用中のお薬に注意が必要です
一部の抗てんかん薬、抗結核薬、抗HIV薬、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含む健康食品などは、ネクスプラノンⓇの避妊効果を低下させる可能性があります。
処方薬、市販薬、サプリメント、健康食品を含め、使用しているものはすべて医師へお伝えください。
性感染症は予防できません
ネクスプラノンⓇには、HIV、クラミジア、淋菌、梅毒などの性感染症を予防する効果はありません。
性感染症を予防するためには、コンドームを併用することが大切です。
費用
佐久平エンゼルクリニックでは、自由診療としてご案内しています。
- 新規挿入:33,000円(税込)
- 抜去:16,500円(税込)
新規挿入の料金には、カウンセリング代、局所麻酔代、処置代、薬剤代が含まれます。
料金や診療内容は変更となる場合があります。最新情報はご予約時または診察時にご確認ください。
国内未承認医薬品について
本治療に使用するネクスプラノンⓇは、日本国内では承認されていない医薬品です。
当院では、厚生労働省の指示に基づく適切な手続きを経て、医師の判断により個人輸入した製品を使用しています。国内には、同程度の効能・効果を有する承認済みの皮下避妊インプラント製剤はありません。
ネクスプラノンⓇは米国FDAなど海外の規制当局により避妊目的で承認されていますが、国内未承認医薬品のため、重篤な副作用が生じた場合でも、日本の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
診察時に効果、副作用、ほかの避妊法との違いをご説明し、十分にご理解・ご同意いただいたうえで処置を行います。
飲み忘れのない避妊法をお探しの方へ
避妊方法は、年齢、健康状態、将来の妊娠希望、月経のお悩み、ライフスタイルなどによって適した選択肢が異なります。
ネクスプラノンⓇは、長期間の避妊を希望する方や、低用量ピルの飲み忘れが心配な方にとって、有力な選択肢の一つです。
「自分に使用できるか知りたい」「ピルやミレーナとの違いを聞きたい」という方も、佐久平エンゼルクリニック 婦人科/女性内科へお気軽にご相談ください。

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