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最新型タイムラプスシステム導入について

はじめに
当院では2016年より、vitrolife社のタイムラプスシステムembryoscopeを採用しておりましたが、この度最新機種にアップデートいたしました。旧機種では最大同時観察卵子数6スライド×12個=72個まででしたが、今回の新機種では、最大同時観察卵子数15スライド×16個=240個となっており、従来機種のおよそ3倍近くの同時培養能力を発揮致します。これまで収容能力の関係で1日あたりの採卵実施件数などに制約がありましたが、より制約をなくし、患者様のスケジュール等を優先した治療計画が立てやすくなります。タイムラプスのメリットは何と言っても受精卵の発育過程を連続的に確認することが可能であること、インキュベーターの開閉時間をなくし、卵に与えるストレスが最小限に抑えられること、そしてさらに今回の最新機種はvitrolife社のこれまでに世界中で蓄積されたタイムラプスによる受精卵の発育過程のデータをもとに、より妊娠率が高く赤ちゃんになる可能性の高い卵をAI技術で自動的に解析し、胚の選択をしてくれるという優れものです。従来の人の目(培養士の判断)だけに頼る観察と胚選別ではなかなか難しかった、より妊娠の可能性が高く、赤ちゃんになることが期待できる卵を効果的に選択できるものと期待しています。(もちろん培養士による最終的な人の目を入れることで2重のチェック機構を入れています)
新機種の運用は2021年2月9日以降の採卵より開始いたします。

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